歯が割れるって、本当？
歯が欠けるという事はあり得ると思っていらっしゃると方は多いと思いますが、
ほとんどの方が歯が割れるという概念はないと思います。
さて本日は「歯が割れる」について、少々書いてみたいと思います。
基本的に例えると木と同じです。
生きてる気は柔軟性があって、人間の手で折ろうとしてもそうそうポッキリと折れてくれません。
それに対して 枯れて年月が経った木はいとも簡単にポッキリと折れることが多いです。
同じように人間の歯も、生きてる歯はそうそう簡単に欠けたり折れたりすることはありませんが、
神経を抜いて死んだ歯は欠けたり・折れたりしやすくなります。
奥歯の破折例
では、なぜ割れやすくなるのか？
基本的には上で述べたように神経を取った生きてない歯になっているからです。
その他にはどういった要因があるのか・・・・・・
１、虫歯の範囲が大きく健康な歯の部分が少なくなっている。
２，虫歯放置し歯自体が柔らかくなってしまっている。
３，虫歯等により中への浸食がひどく、歯の壁が薄くなってしまっている。
４，歯に異常な力がかかり、耐え切れず折れてしまった。（固い物、歯ぎしり、等）
５，虫歯等で上部がほとんど無くなり、短い根に冠等を被せざるおえない時。
６，噛み合わせ等で歯の中心軸をずらさざるおえない時。
７，被せて治療した歯をまた更に虫歯にする。
などなど・・・・上記に書き出したようなことが考えられます。
破折線を少し広げてみると・・
症状や予防などの手当ては？
症状としては噛むとなんだか痛みや違和感を感じる。
それもいつもというわけではなく、たまに感じる時が多い。
そして時として、歯が浮いたように感じることもある。
なんだか変なくさい臭いがする。
歯ぐきが腫れた。
だいたいそんな感じの症状が多いと思います。
予防の対策としては結局のところ、まず虫歯を作らないよう日頃から良く歯を磨く。
もし虫歯などの異常を感じたら、すぐに受診して処置をする。
という事に集約されるのではないでしょうか。
極論を言うと それらに尽きると思います。
最後までお読みいただき有難うございます。
少しでも参考になれば幸いです。
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