骨粗相症と歯科治療

JUG

 

女性の方である程度の年齢を重ねてくると 閉経に伴って骨粗相症という

 

問題が出てきます。

 

多くの女性の方が この薬を投与されているが多いようです。

 

ただ、データ的には 3年以上の投与はそれ以上の効果の向上は

 

あまりないとも言われています。

 

 

 

この薬、歯科の治療に関して十分に注意しなければならない点があります。

 

 

それは 特に抜歯をした後に、ごくわずかな発生頻度ですが、

 

その部位に骨の壊死が起こる事があります。

 

今では この問題は医科の先生の注意指導もあって ずいぶん認知されてきました。

 

ですから今は、抜歯をする場合 骨粗鬆症の薬を中止してからおおむね2カ月おいて

 

抜歯するというのが標準的治療の考え方です。

 

注射による投与と 飲む服用では多少違いはありますし、

 

また投与期間によっても多少の配慮は必要となりますが。。。

 

 

休薬期間中の代わりの薬としては、女性ホルモン剤を使う事が多いようです。

 

 

さて、この骨粗相症の薬、歯科治療における骨壊死は抜歯の場合だけではなく、

 

今では重篤な歯周病でも起きる事が確認されています。

 

要は感染によって起きるという事です。

 

 

 

現在、重度の歯周病でもこの骨壊死が起こる事は まだあまり認識されていないようです。

 

 

よって普段から歯周病を増悪させないよう一生懸命歯ブラシをする事は

 

この薬を使用してる方には、とっても大事なことなのです。

 

この問題、最近書いていた歯ブラシつながりで 書いてみようと思った次第です。

 

 

 

 

 

入れ歯と自分の歯では、食べる楽しみや食感が全然違います。

 

また、咬める能力や力強さも全く違います。

 

いくつになっても ご自分の歯で楽しく食事が出来るよう 

 

歯ブラシして日々のメインテナンスを頑張って下さいね。

 

 

 

 

 

 

 

ご参考までに、糖尿病も歯周病と相互作用がありますので 糖尿病の方も要注意です。

 

他には 歯周病で起因する病気としては

 

・心内膜炎

 

・関節リュウマチ

 

などもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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