JUGEMテーマ:健康
注射が怖くて嫌いな人はいっぱいいらっしゃると思います。
あのチクッ”とする感じが嫌なもんですよね。
個人的には よ~く分かります。
そこで今日は 注射針についてのお話をしてみたいと思います。
まず歯科の麻酔用注射針って どれくらいの太さなの?
一般的には、歯科では30G(ゲージ)の太さがよく使われています。
ミリ単位で言うと 直径が0.3mmです。
確かに細いんですが、それでもチクッ”とする感じは結構あります。
なるべく痛くないようにと 当歯科医院では”ナノニードル”という
現時点で一番細い注射針を使用してます。
ナノというくらいですから とにかく細いのです。
35G(ゲージ)でなんと従来の30Gの半分の直径0.15mmです。
糖尿病で打つインシュリン注射の針と同じくらいです。
針が細くなると、当然痛みも少なくなります。
では 何故にこのナノニードルは痛みが少ないかと言うと、
痛みを感じる”神経の痛点”の大きさは0.1mmと言われていますので
まばらに存在するその痛点と痛点の隙間を通ったり、
またはそもそもその痛点に接触しないで
通過できるため非常に痛みが少ない注射針という事になります。
従来の30Gの0.3mmでは、どうしても痛点に接触して針を
進めるため痛みを感じてしまいます。
施術する側としても痛みの表情を見るのはやはり申し訳ないような
気持になったり、血圧上昇等の変化にもよくありません。
この針に変えてから かなり痛みが少なくなった針と実感しています。
更には普通の表面麻酔剤や少し強力な表面麻酔剤など併用して
”無痛”の注射も可能です。
少しでも痛みのない治療を心かけていますので
特に歯科恐怖症の方はご来院・ご相談下さい。
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