歯の根に起こる異常 2

JUGEMテーマ:健康

 

前回は歯の根に起こる異常の成り立ちと症状を書きました。

 

歯の根の治療はとても大事で、基本的に何回もやり直すような

 

ものではありません。

 

1回治療したら生涯大丈夫なように治すことが求められます。

 

こういうところの治療を生真面目にする歯科医こそが

 

”良心的な歯科医”ではないかと思っています。

 

 

 

図でみると1つの大きな空隙に思われがちですが、

 

実際は全くそういうケースばかりでないのが現実です。

 

特に日本人の歯は小さいので結構難解なのです。

 

その点 外国人の方は概ね日本人に比べて歯が大きいので、とても楽に感じます。

 

 

 

 

この歯の神経が入ってる”歯髄”という空隙、大きくカーブしてたり

 

木の枝みたいにメインの枝から分岐してたり、石灰化して塞がっていたり

 

結構 質のややこしいものも多数存在するのです。

 

細い所は直径は0.1mmあるかないかのことが多いので 非常に感覚の世界になります。

 

感覚を研ぎ澄まし 指に神経を集中して目に見えない世界の治療をしていくのです。

 

加味して、なんの仕事でもやはりセンスは、重要ですよね。

 

閉塞してる場合は 私は良く0.1mm径の超音波の器具を使い

 

閉塞してる所を開けていきます。

 

こういう難しい根の治療が上手くいったときなど 思わず心の中でガッツポーズを

 

取りたくなります。

 

 

こうして中の汚染して腐った組織等を汚染した側壁を含めて手指で綺麗に

 

削って内径を広げます。そして薬で菌を無くしていきます。

 

 

 

 

一生ご自分の歯で 健康な食生活を送って欲しい”

 

その為に自分のベストを尽くす”

 

そう願いながら 毎日の診療に努めています。

 

 

次回からは その後の治療の過程を綴りながら終了まで書いていきます。

 

 

 

 

 

 

歯科関連
スポンサーリンク
スポンサーリンク
院長をフォローする
ようこそ、上石神井歯科クリニックのブログです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました