JUGEMテーマ:健康
上の顎で骨の厚みが少なくなった場合のインプラントの
対処法は
①ソケットリフト法
②サイナスリフト法
以上の2つがあります。
①のソケットリフト法は 骨が無い中でも比較的まだある方に多用してます。
②のサイナスリフト法は ほとんど骨の厚みが無い方に 多く用いる方法です。
それぞれ良い方法です。
ただ実は それぞれ弱点があります。
①のソケットリフト法では オステオトームという器具(骨のみ)を
用いて行うんですが、打ち出の小槌みたいに叩いてシュナイダー膜という
上顎洞の内幕を挙上して行く時に破れてしまう時があります。
つまり想定しながら手術を進めるので、確認が難しい。
②のサイナスリフト法は 目視でOpeができて優秀な方法なんですが
腫れるんですよね。しかも痛い事が多い。
そこで
腫れず、痛まず、しっかりとインプラントが固定される
改良型の最新のソケットリフト法を当歯科医院では行っています。
特徴としては
①まず痛まない。腫れない。
②どんなに骨の厚みがなくても大丈夫。
③目視しながら手術を進めていくので、失敗がない。
④身体に対して侵襲が少なく、Ope時間も短い。
方法を 図で示しておきます。
要は①のソケットリフト法と②のサイナスリフト法を
併せ持つような手術の方法です。
尚、当歯科医院では
骨補填材等は一切使いません。
そういうものを使わなくても、十分に自然な骨の充填が回復出来る点と
敢えて感染源となるかもしれないリスクを回避するためです。
新しい時代の幕開けみたいな最新の手術法ですし、
且つ、まだ日本でもこの術式で行ってる所は 少ないと思います。
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